スタッフブログ BLOG

親知らず

【親知らずとは?】

親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。

永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だとも言われています🦷✨

【親知らずの病気😭】

親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。これを智歯周囲炎と呼び、20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です⚠️

智歯周囲炎が周囲の軟組織や顎骨(がっこつ:あごの骨)に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります👿

この智歯周囲炎になった場合は、抗菌薬(化膿どめ)や消炎鎮痛薬(痛み止め)の投与、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、歯肉弁切除(被った歯肉を切除)を行い、様子を見るといった場合もあります。

しかし、親知らずの生える方向が悪かったり、炎症をくり返しているような場合は、抜歯することが適当と考えられます!

【親知らずの抜歯🦷】

親知らずの抜歯は正常に生えている場合には、普通の歯を抜くのと同様に比較的簡単に抜くことができます。しかし、親知らずの大部分が骨の中に埋まっていたり、歯の根っこの形が複雑だったりすると、歯肉の切開や、抜歯する歯や骨を削ることが必要となる場合もあります⚠️

【親知らずは全て抜いたほうが良いの?】

親知らずだから全て抜くというのではなく、正常に生えて機能している場合や、手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、残しておいた方が良いこともあります◎

親知らずを抜く処置によりその後に腫れや痛みなどの不快な症状が生じたり、また少なからずリスクを伴います。そのため、抜くメリットとデメリットについて歯科医師と十分に相談されてから決断するべきです!

何か気になること、相談したいことがあれば

当院でも気軽に声をかけてくださいね🌷

CONTACT

スタッフブログ タップでお電話 初診の方限定 WEB予約