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生えたての歯はむし歯になりやすい⁉️

こんにちは

新町なみき通り歯科の山本です。
幼若永久歯ってご存知ですか?
 
生えて間もない根っこがで出来上がっていない永久歯のことで、構造的に未成熟なため幼若永久歯(ようじゃくえいきゅうし)と呼びます。
歯は生えてから、唾液中のカルシウムやリンなどミネラルを吸収して成熟(硬く強い歯に成長)していきます。
生えた直後の歯を顕微鏡でみてみると、エナメル質の表面の結晶が未成熟で粗造なため、むし歯になりやすい状態です。また、幼若永久歯はとても柔らかいため、一度むし歯になると急速に進行していきます。
幼若永久歯が成熟して強く硬い歯になるには2〜3年かかると言われています。つまり、生えてから3年くらいはむし歯になりやすい注意が必要な時期なのです。
この危険な時期をどうにかむし歯にせず乗り越えたいでものですよね!!
この時期のフッ素の利用はとても効果的です!!
生えたばかりの歯はフッ素をよく取り込みます!
この時期におけるフッ化物の応用(フッ素塗布)は、エナメル質の石灰化を促進し、耐酸性を増強することで歯の成熟を早めます。その結果、むし歯になりにくい丈夫な強い歯になると言われています。
乳歯も永久歯と同様のことが言えます!
生えてきてから唾液中のミネラルを吸収して成熟し、強く丈夫な歯に成長していきます。
乳歯の成熟にもフッ素の応用は非常に効果的です!
乳歯が生えてきたら、
歯医者さんでフッ素を塗ってむし歯予防を開始しましょうね!!

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